ちいさなSSD mSATA

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ちいさなSSD mSATA

 パソコンのことが好きな方だったらSSDという言葉をお聞きになったことがあると思います。外から見ると2.5インチハードディスク(ノートパソコンで使われるハードディスク)と同じですが中身はフラッシュメモリが入っていてハードディスクと同じ働きをする物です。 最近のノートだとウルトラブック(タブレットに対抗して開発された軽くて薄いノート)には最初から入っていることも多くなってきましたね。

 使うとわかりますがとにかく起動が無茶苦茶速くなりWindowsの立ち上がりを待つ必要がなくなります。 もちろん起動してからも実にきびきびさくさく動くのであのノートのもっさりした動きでいらいらすることもなくなります。実際にはフラッシュメモリの読み書きはハードディスクより遅いのですが並行処理してハードディスクの数倍速い処理を実現しています。 最近はパソコンにSSDを換装して欲しいという要望がかなり多くなっています。 ただ値段がちょっと高いですし容量も少ないのでデスクトップなんかだとシステムソフト(OSとかプログラム)のところだけSSDに入れてデータは別のハードディスクに保存とかされる人が多いですね。うちも3台のデスクトップのうち2台はSSDをシステムディスクとして使っています

 もうSSDはだいぶ価格も下がって普及してきたのでパソコンサポートの仕事としては既に定番になっているのですが今回は 更に小さいmSATA。 もうこれは小さな基盤ですね、感じとしてはほんとメモリーと同じです。 もともとは数10Gぐらいの容量でハードディスクのキャッシュ(ハードディスクの加速装置のようなもの)のような使い方を想定されていたんですが容量が大きくなって実質普通のSSDと変わらなくなっています。 デスクトップのマザーボードにも差し込めるスロットがあったりしますがまあほとんど使われてません。 SSDの容量が増えて値段もどんどん下がってきたうえデスクトップでは大きさは問題にならないので普通のSDDを使う方が安くていいわけです。 やっぱり役に立つのはノートです。 このスロットがあると実質ドライブが2つつけられることになりますから容量不足に悩むノートユーザーには救いの神となります。 うちのノートThinkPad E420にもこのスロットがついてまして(安かったのでなにもささってはいませんが)楽天のポイントがあったので安くmSATAを買ってみました。128GBで1万弱ですがポイント使って数千円でゲット。 早速さしてみました。

画像の説明
 真ん中の大きな空きスペースがハードディスクの格納場所ですが重いので外してます。その上の小さな基板がmSATA 128GBです。ノートは作業用として使うことがほとんどなので容量としてはこれで十分なんです。 はずしたハードディスクにはWindows8とWindowsXPが入ってますが普段は外してます。 さらにこのノートはDVDドライブも外してそこへハードディスクを入れられるアダプターをつけてますのでやろうと思えば同時に3台のドライブをつけることができます。 そんなわけでうちのE420には駆動部分が全くなくなりました。全て電子部品で構成されてるので胡椒の確率もずっと下がるという利点もありますね。 あなたのノートもさくさく使ってみませんか?