座骨神経痛

症状から見る治療

座骨神経痛

座骨神経痛は症状で病名ではありません。
原因となる病気としては主なものに2種類あります。
一つは有名な椎間板ヘルニアです。
背骨と背骨の間にあるゴムのクッションの様な椎間板がつぶれて飛び出てそれが神経を圧迫しておきます。
 飛び出てる場所によって痛んだりしびれたりする場所がだいたいわかります。症状が軽ければ鍼治療もよく効きますが程度が酷いと手術の適用となります。

 もうひとつは梨状筋症候群とよばれるものです。
これはお尻の筋肉の緊張によって起きるもので固くなった筋肉がお尻の奥を通る座骨神経を圧迫しておきます。これが原因の場合は足全体が重だるくなったり痛んだりする場合が多いです。原因が筋肉の緊張なので鍼が非常によく効きます。
 もし病院や整形外科でレントゲンやMRIを撮っても特に異常がないのに座骨神経痛の症状がある場合は梨状筋症候群の可能性が高いです。ぜひ鍼治療を試して見ください。

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